結構執筆していて死ネタを扱うことが多い僕ですが。
そういえば、何気に病で人が死んだことってあんまりないんだよなぁと、現在応募する予定の小説を書きながら思っている今日この頃。だいたい事故死とか魔物に殺されるかの二択でしたからね。なんとなくファンタジーなので戦って死ぬイメージが強いのと、単純に病死と言われてその絵が出てこないのが原因なのかもしれません。
……まぁ、これで病死についてピンとくるのは、それはそれで問題な気がしますけれど。
あと、なんだかんだで僕が執筆する中身だと戦闘が多いので、その関係で死ぬ人が多いのですよね。現代書いてたときは事故も結構多かったですが。
逆に、病気ってなぜか題材に選びにくかったのですよね。たぶん、僕がそういう傾向の物語を考えたことがなかったためなのでしょう。
で。話がこのままだと病気だの事故だの他殺だの重苦しいいつも通りのブログにしかならないので話の流れを変えますと。
死ネタを好むくせにこういうのを描くようになったのは、趣向が変わってきたことにも影響があるのかなぁと思います。
別に戦闘が無いわけではないです。むしろ戦闘回数的には割と多めな作風だったりします。……戦闘民族ばっかりなのが問題ではありますが。
そうではなくて、どうもここ最近は「こういうシーンを描きたい」というのが多くなり。それが、何らかの影響を受けた感動路線のシーンだったというのが原因だと思います。で、そのシーンを描くために死が必要になり、死に至るために病が必要になった、という運びです。
……まぁ、今作に関しては物語背景的にほぼ全員病死なので、必要になったから描いたとかそういう問題じゃない気がしますけれど。
ともかく、僕がこの路線……いい話を描きたいと思うようになっていたのは、珍しいことだなぁと思います。何から影響を受けたかは、自分でイヤと言うほどわかっているわけですけどね。
……しかし、影響受けて物語に書いているあたり、僕の想像力とかオリジナリティとか無いなぁとつくづく思わされてしまいますねぇ……。