最近、早くもネタ切れ感が漂いつつある宙矢です。……いや、それってまずくないか、僕?
とりあえず、今回も漫画のカテゴリを使うことにします。
それは……『封神演義』
今回は割と知っている人が多いと思います。ジャンプで随分前に連載されていた漫画、封神演義。ちなみに、二度目の記事のタイトルは、この作品で天祥というキャラの台詞の一つです。結構マイナーな部分から引っ張ってきました。
↓ウィキペディア
封神演義
先に言っておきますが、僕はこの漫画の原作を何一つ知りません。そして、封神演義といわれてもこの漫画しか思い浮かびません。
前のポケスペのときもそうでしたが、こちらも妙にキャラが個性的。……たまにやりすぎな方々が混ざっている気がしますけどね。そして、四不象が言っているとおり、ボケに対してツッコミの人数が圧倒的に少ないのも特徴。……というか、ツッコミの人数って、何人いたっけ……?
で、この作品で気に入っている点の一つに、主人公のキャラがあります。
この漫画の主人公、太公望は……強くありません。むしろ、メンバーを見れば一番弱いといってもいいくらい、力がありません。少年漫画で、尚且つ戦闘が主になるのに、そんな主人公です。加えて、怠け者。伝勇伝のライナみたいに、怠けていても強いとか、そういった部分が……まったく見えてきません。よっぽどの時は、ドーピングして優勢に持ち込むような主人公。
ですが、知っているなら分かるでしょうが、このキャラは基本的に頭脳戦が得意です。加えて、ペテン師の才能が半端じゃありません。敵味方問わずブーイングを受けるような主人公です。
そして、僕の小説の作風を見ればなんとなく見当がつくと思うのですが……強い主人公というのは、あまり好きじゃありません。いえ、それは作風によるのですが。それこそ、レギオスのレイフォンとかは共感できるような主人公ですし。
戦闘は、ある程度取り入れるものを書きます。ですが、それなりに強い主人公は苦手です。……そういうわけで、この太公望という主人公は、案外僕の目指している主人公の形に近いものがあるのかもしれません。なんというか、他人任せ(笑)。……というか、狡猾に戦うタイプ。
その分、他のキャラは化け物並みに強くなるのですけどね。それに対して、一向に自分自身は強くならない主人公。いえ、途中で凶悪な力を身につけるわけですが、それでも全体的に見れば、バトル漫画の典型である修行イベント的なものの少なさが極端です。
とにかく、そういう主人公。知略であれこれと場を動かすような太公望は、僕にとっては案外目標の人物なのかもしれませんね。いえ、リアルで彼のようになりたくはありませんが(苦笑)。世間の全員を敵に回す勇気なんかありません。
その一方で、ギャグを多めに取り入れる作風も好きな要因の一つ。主人公があれなせいで、敵キャラもかなり濃い。ロマンチックな毛玉とか。見ただけで吐き気を催す三姉妹とか。
あ、王天君とか結構いいキャラだと思います。太公望と同じ策士のキャラ。でも、こっちは非道。
うーん……この作品、僕にしては珍しく好きなキャラがいる、というのが大きいかもしれませんね。普賢とかナタクとか太上老君とか、割と気に入っているキャラですし。……あ、この漫画って女性キャラはそんなにいないですね。……数名を除いて、女性キャラはほとんどぶっ飛んだ性格しているわけですけど。
武器の宝貝も、変わった設定のやつが多くて好きですね。太極符印が個人的には好きでした。……性格悪いな僕。でも、捻くれた能力のものが多いので、どれが好き、というのは無いかもしれません。場面によって変わりますし。
このくらいでしょうかね……そう考えると、この作品も、僕の小説に間違いなく影響を与えているのでしょうね。
しかし……そろそろ、このブログの存在意義について考えないといけないかなぁ……最近、こんな記事ばっかり書いている気がしますし。