どうやら、本格的に風邪ひいているみたいです。鼻水が昨日の比ではありませんし、体の節々が軋む感じします。背筋がザワザワするのは昨日からですし。……視界が潤んでいるのも、気のせいではないと思います。……なんだかなぁ。
今年はあんまり風邪ひかなかったと思っていたら、年の終わりにこんなオチですか。たぶん、これは年末まで引きずる羽目になるでしょうね。
本題に入る前に、一つ謝辞を述べさせていただきます。
前々回更新した『現実仮想 15』にて、勝手にブログメンバー数名の作品をほのめかす記述をしてしまいました。意表をつくため、と、断りも入れずに独断でこんな愚行に出てしまったこと、改めてお詫び申し上げます。本来ならば、あとがきの段階でこれに関する記述をしなければならなかったと、深く反省しております。
『ふざけるな』等のご意見があれば、是非申し立ててください。直ちに謝りの言葉を入れるとともに本文の修正をいたします。
……では、本日のブログを。
……とはいえ、ネタがないのでどうにもならないのですけどね(苦笑)。風邪のおかげで完全に無気力ですし。今の僕を目にしたら、間違いなく『たしかに、石城流の生みの親だ』と思われてしまうくらい、堕落しております。気力皆無です。
おかげで、執筆も滞ってしまっているのがかなり痛手といえるでしょう。ただでさえ、『青い鳥』シリーズはややこしい構成に(少なくとも、『現実仮想』よりは話が短くて難解)のですから、何も書かないというのは致命的です。まぁ、短編は関係ありませんけどね。あれだけは、書きたいネタ……というか、思いついたネタをそのまんま書いただけの、ラブコメみたいなものですし。
……あ、そうでした。昨日はぼんやりしていたがために、つい小説版スパイラルの『ソードマスターの犯罪』を読んだのでした。相変わらず読書速度が遅いため、まだソードマスターの話しか読めていませんが。
感想として……とはいえ、僕、基本的にそんなに批判するタイプじゃないので、否定的な意見はあんまり出せませんが……僕としては、それなりに面白かったのが本音でしょうか。何気に、推理小説を読んだことがあんまりないから、というのもあったのかもしれませんけどね。
本編的に序盤のころの話だったためか、それなりにギャグっぽいのありましたし。『すげー有意義な気分転換』という一文がやけに好きになりました。
ただ、推理小説としては面白いのでしょうけれど、『スパイラル』の括りである必要があるのかといえば……微妙なところですかね? 歩の背景とかは本編知らなければなりませんが、それでも、あくまで『推理小説』といった感じでしょうか。
まぁ、この小説にこれでもかというほどブレチルの問題組み込んだら、それこそ本末転倒である気がしますけどね(苦笑)。取り返しがつかないほど本編に影響が出てしまいそうですし。そもそも、現代ものだったら本編に直面するほどの短編を描けない、というのは嫌と言うほど知っていますから(苦笑)。
というわけで、個人的な見解としては『推理小説として楽しむ』のが一番かと。それを言ったらスパイラルそのものが推理なのですが、それとこれとは話が別と言うことで。あ、学園の設定を知る上でも、ちょっと重要だったかもしれませんね。裏話が知れた、といった感じでしょうか?
……しかしこれ、読んだ後に本編の最終回やアライヴの現状と比べてみると、すっごく平和ですねぇ……。当然と言えば、当然なのでしょうけど。
というわけで、しばらくやっていなかった読書感想でした。……やっぱり苦手ですね、こういうの。