ついに検索ワードで、絶狂犬さんが一位になっていた本日。黄昏の五巻をようやく読み終わり、続きが気になって仕方がない本日。
現在、僕のウォークマンには73曲入っているのですが、そのうち9曲が『メルト』系列の曲になっていました。……末期にもほどがあるぞ、僕っ! それと、前振りの関係なさが尋常じゃないっ!
ちなみに内訳は……相変わらず多すぎるバンドアレンジが7曲(合唱、どMさん、のど飴さん、ピコさん、Agさん、歌和サクラさん、recogさん)、原曲のやつが一つ(ガゼルさん)、ピアノVerが一つ(るしさん)です。ちなみに、るしさんのやつは正式には『サヨナラメルト』で、メルトの失恋Verだったりします。
……こういうのばっかり聴いてるから、妙な恋愛ネタが出来るんだよ……新作に取り込んでどうするんだってネタまである始末ですし。
あ、新作……というか、応募作ですね。この小説を書いてて、ふと違和感があり、どうしたんだろうとぼんやり考えてみて……一つ、思い当たる点がありました。
……主人公がツッコミに回らない。
かなり予想外。僕の小説における主人公の定義は、ある意味ツッコミ担当であることにあるはずなのですよね(かなり歪んだ定義ですが)。
でも、この主人公、やたらボケに回ります。ボケを無視するタイプでなく、むしろボケに回る主人公。雰囲気として、蛍が鈴音に対してやってる会話みたいな感じのボケ。頭が悪いのでなく、状況理解した上で、どうでもいい発言吹っかけてくる感じ。なので、個人的に違和感がすごかったり。
しかも、展開の都合上、主人公のボケにツッコミ入れるのは先輩×2という、これまた僕らしくない展開。僕の小説って、大概同じクラスの誰かとか、基本同い年の人と会話することが多いので。
ちなみに、その一例↓
「先輩が本を開いてるなんて珍しいですね」
「うるさいわね……こっちだって、本なんか読みたくないわよ」
「……あぁ、呪われたんですか」
「なんでそうなるのよ! アタシだって調べごとくらいするわ! 次の授業で必要なのよ!」
「…………誰に洗脳されたんです?」
「どうあっても信じないのね! そんなに勉強するアタシが奇異なの!?」
「あ、なるほど。これは悪夢か」
「全否定にも程があるわ! って、それだけのことで悪夢扱いするんじゃない!」
以上、即席で作った会話。勿論敬語使ってる方が主人公です。
……まぁ、同じ学年のヒロインが、現在まだ遭遇したばかりという大問題の最中であるのも、その要因なのでしょうけれど。
でも、まだこのヒロインもそんなにキャラつかめていない以上、ツッコミが上記の先輩×2しか居ないという展開になりかねません。メインとなる登場人物は現状、四人の予定ですし。……なんなんだ、今作?
それこそ、過去でボケがメインの主人公といえば……せいぜい、流くらいでしたっけ。ただ、こいつはボケといえばボケですが、基本が傍観だっただけにどうとも言えず。久遠と里亜だけは両刀でしたけどね。久遠は特定人物に対してボケ、里亜は裁・四葉に対して少々。
なので、この主人公は結構珍しいかもしれません。慣れなくて、扱いづらい部分もあるかもですけどね。
ちなみに、ヒロインも、恐らく騒がない系のヒロイン(一番雰囲気が近いのはシラ?)になる予定なので、ホントに異色な小説になる気配がします。……小説として成立すればいいのですが……。