弟が予約してくれたおかげで、結構遅れましたがグリマリが手に入りました。……が、地霊殿が手にはいるまでその辺のネタバレはあんまり見たくないのが現状なんですよねぇ……。あと、なんだかんだでルナやEXで見ていないスペルや、永夜抄のラストワードが入っているとのことなので、その辺も注意して読まないと……。今更ながら、今回の本って比較的やり込んでるシューターじゃないとネタバレ要素が強すぎる気がします。過去だと、キャラに焦点が当てられていたのでまだ気にはなりませんでしたが……。
……うぅん、東方をプレイするようになる以前なら、ここまで気にしなかったんでしょうけどねぇ……。実際、さっきぱらぱらめくっただけでも「これ見たことねぇよ」というスペルがいくつも。妖々EX・PHに関してはほぼ全滅ですし。
さて。最近はずっと式神の花言葉だったり応募だったりと、そればっかり話題があったせいで、両方が示し合わせたように終わってしまうと、ネタが完全に途切れてしまいます。これで、バイト等のネタが在れば良いのですが……相変わらず、不況って怖い。なんか介護とか接客業とか、そういうバイトしかない。就職は……まぁ、察してください。バイトですらこんな状況です。これだから田舎は。
ということで、とりあえず今日も創作方面の話でも。最近はとにかく応募小説のことしか手に付けていなかったので、ぼんやりといろんな構想が浮かんでいたりします。そんな中でも、どう足掻いても鬱にしかならないネタを用意。簡単な概要を紹介してみようかと。
『二日間の砂時計』
――砂時計は、裏返すともう一度同じ時間を刻むもの――
僕には彼女が居る。つきあい始めてまだ一ヶ月経たないくらいで、手を繋いだことさえ無いくらいの。むしろ、ただの友人と言っても良いくらい、何にも進展していない関係の。
そんな彼女は……嘘吐きで、泣き虫で、誰よりも優しい彼女は……砂時計になってしまった。
その日から二日後。世界は砂の城が波に削り取られてしまうように、あっさりと壊れてしまう。それを止めるためには、二日後に、砂時計をひっくり返すしかない。
……そう、二日後。たった、それだけの時間しか無いのに。
…………まだ、手もロクに繋げないような臆病な僕なのに。
………………二日後、彼女をこの手で殺さなければならない。
――そんな顔しないでよ。大丈夫。二日前に戻るってことは、また私に会えるってことでしょう? 私を殺せるのはあんただけなんだから、ちゃんとしてよね。
君は、嘘吐きだ。
そんなに綺麗な笑顔で……触れただけで泣き出してしまいそうな笑顔で。
また、会えるなんて言う。
……二日間を巻き戻した世界に、君は居ないのに。
……えー、どんなにがんばっても暗いです。僕のことなのでハッピーエンドには出来る自信ありません。でも、結構設定は気に入っていたりします(笑)。まぁ、鬱とか言っても、設定的にはホラー方向に進まないこと請け合いですが。
ちなみにこれ、いつだったか設定だけ書いた『ゲームオーバー』を、発展させた形にしてみた内容だったりします。殺す理由とか葛藤とか、そういうのを明確化させた形。
でもこれ、書きようによっては純愛物になるんですよねぇ……練習にはもってこいかも。
と言っておきながら、現状はとりあえず『アナザーデイズ』の完結を目標としています。……まぁこれも、あと数話で終わる予定ですけどねぇ。