今日、やっと小説を書ける時間が確保出来そうなので、小説を書くと言っておきながら一週間経過し、やっと再開といった所になりそうです。
……が、このペースでやって間に合うかどうか分かりませんし、そもそもそんな状況で出来上がったものが、果たして面白い者になるのかというと……正直、首を縦には振れないと思います。
もちろん、こういうものは完結させて、応募して、それから反応を待たないと自分でも伸びないというのは分かるのですけどね。分かるのですけど……確実に落ちそうな作品を出して、意味あるのかなぁとは思いつつありますね……。
で、書評があるのが応募の利点であるとはいえ、今回落選した場合、その理由ははっきり分かっているのがこう思うようになった一番の理由だと思います。時間が無くて推敲が不完全になる気配しかせず、詰め込みが甘いせいで語り書いたことがふらふらしていて……これならいっそ、今年は止めて置いた方がいいんじゃないかと思ってしまう程ですよ。
もう、かれこれ五年くらい応募に関して動いていますけど、こんな状況は正直、初めてですね。今まではとにかく出して結果を見たいという気持ちが先行していましたが、今は忙しさに負けつつあり時間があんまり取れず、前回半端に一歩進んでしまったためにどのレベルじゃないと通りはしないというのが見えてしまい、こんな心境になっているのだと思います。
…………実際、どうすればいいのでしょうね、これ?
もちろん、出来る限りはやりますよ? 応募できなくても、努力はしますよ? 仕上げるには仕上げますよ?
でも……それって、何のための応募なんでしょうね?
毎年応募していた意地でしょうか? そうかもしれません。ブログの毎日更新と同じです。一度でも途切れてしまうと、次にやる気力が無くなってしまいそうですから。
……でも、元々僕がこうして応募を始めたのは、憧れる人と同じ場所に立ちたいという、小説家目指してる人らしからぬものでして。ともかく、そういった目標がある以上、この小説を出す意味がどこにあるんだろうと……。自分でも失敗作だと分かっているようなものを、無理矢理形にして送っても結果は見えていますから……それでもやる理由は、どこにあるんでしょうね?
…………だったらいっそ、今は諦めて、次に備えて別のものを書いた方がよっぽど目標に近づけるのですよねぇ……というのが、今の心境です。
…………昔はこんなこと無かったのに……どうしてこうなったのでしょうね? 環境が変わったから? 下手に道の先を見てしまったから? それとも……自分が臆病になったから?
なんだかもう、よく分からなくなってきています。
……でも、自分でも中途半端にするよりは、どちらかに決めなきゃなぁと思っているのです。それは、確かなことなんです。
…………それは分かっているのに、どうすればいいか分からないのです…………。