今まで募金とかやったことがほとんどなかったのですが、今回ばかりはなんだかんだで募金しています。……まぁ、これくらいしか出来ませんし、こういう機会じゃないとあんまりお金を使わないというのがあるわけですが。
話は変わりまして、いつも通りのブログをやります。色々今回の災害に関して言いたいこととかありますが、突っ込みすぎて空気が重くなったりするのは望ましくないので。
今の小説を書いていて思うのが、異世界だと戦闘とかするのがものすごい楽だなぁということです。
実はこれアメフラシを書いていたときも思っていたのですが、今まで書いていた現代ファンタジーでずっと戦闘が書きづらかった理由の一つに、戦わせる場所というのがあったんですよね。
というのも現代が舞台だと、どうしても人目の付かない場所で戦わなければいかず、人気の少ない場所へ誘導しなければならず……と考えていくと、自然と公園か屋上くらいしか選択肢がなくなってくるのですよね。
一応、前の応募作では空間的に切り離すという対処をとりましたし、その前は人通りの少ない、住宅街の寂れた場所ということでやりました。……でも、こういう設定ってわりとそこまでの誘導が面倒だったり、後々周囲の人にばれそうな環境が普通に出来あがるわけで。
その点、アメフラシは楽でしたね。人には見えないところでの戦闘ですから、どこでやろうが関係なし。人が来ても無関係。……まぁ、悪夢という存在がそもそも人目の付かない場所に自然と誘導させる場合が多かったので、これも微妙なところではありますが。
で、異世界だとこれがさらに楽。主人公も戦う理由があり、普通に強い設定にもでき(少なくとも、初めて見る敵と交戦、ということにしなくても話が通じます)、敵の出現位置はむしろ街中の方が盛り上がるという、現代やってたときの問題点がほぼすべて簡単に解決してしまう事態になります。
今まで慣れないだの難しいだの言っていましたが、こういうところはやりやすいなぁとつくづく実感しました。というか、いままでどうして現代ファンタジーでこういうことやらなかったんだろう?
設定を組むのが大変だからと避けてきた異世界で、よもやここまで自由度が高いとは思っていませんでした。……やっぱりこういうのって、実際に書いてみて初めてわかるものなんでしょうねぇ。